2021.06.19
A.妊娠中でも新型コロナウィルスワクチンの予防接種は可能です。
アメリカで新型コロナウィルスワクチンを接種した約3万5000人の妊婦さんの追跡調査では、副反応の頻度は妊娠していない女性と同程度であり、流産や死産、早産などの頻度は一般的な妊婦さんと比べて上昇しないことが報告されています。また、新型コロナウィルスワクチンを予防接種した妊婦さんの臍帯血や母乳中にも新型コロナウィルスの抗体があることが確認されており、新生児への感染予防効果も期待されています。
なお、ワクチンの副反応で発熱や頭痛が出た場合は「アセトアミノフェン系」の解熱鎮痛剤(カロナールなど)は服用可能です。