Q.退院したあとにまた黄疸が出ているようで心配です。

2019.09.08

A. 新生児は生理的に生後45日目に血液中の「ビリルビン」という物質が上昇するため、黄疸が出やすくなります。その後は通常生後7日目以降、14日目ごろまでに「ビリルビン」が低下していきます。生後1週間をこえて黄疸が続く場合を「遷延性黄疸」と呼びますが、ほとんどは母乳による黄疸であるため治療の必要はありません。
ただし、まれに治療が必要な黄疸の場合もあるので、心配な場合は(生後1か月までの間は)当院にご連絡ください。生後1か月を過ぎた赤ちゃんや、黄疸の他に赤ちゃんの元気が無い、尿の色が茶色っぽい、便の色が白っぽいなどの症状がある場合は小児科を受診してください。